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歯肉炎・歯槽膿漏など、口臭の原因になる歯の病気をブロック!

口臭は不快な思いを周りにも自分にも与えます。ここでは口臭について、その原因となる様々な病気を調べてみました。歯周などの疾患が原因で起こる口臭についてご説明していきます。

口臭の原因:膿

歯の根っこの先に膿が溜まる、「歯根嚢胞」という病気があります。あまり聞いた事のない名前だと思いますが、歯の治療経過が悪いと起こりやすい一般的な病気です。これを放置すると、細菌の感染が広がって我慢できないほどの激痛に襲われる事もありますから、早期の治療が必要です。

歯根嚢胞はあまり自覚症状のないまま進行し、症状が出た時には嚢胞がかなり大きくなってしまっている場合もあります。歯根嚢胞になると、歯茎の一部が膨らんでおできのようになり、それが破れると膿が口の中に流れ出てくる場合が多いのですが、歯茎が膨らまずに歯と歯茎の隙間から膿が出てくる事もあります。この膿によって口臭が強くなるのです。

歯根嚢胞を放置していると、雑菌が鼻骨に侵入して蓄膿症を併発したり、雑菌によって周囲の顎の骨を溶かしてしまったりする事もあります。歯根嚢胞は自然治癒する事はありませんから、歯から膿が出たらすぐに歯医者さんに行きましょう。

口臭の原因:歯石

「歯石」とは、歯の周りに付いている石のようなもので、歯磨きで取り切れなかった歯垢(最近の塊)が唾液中のミネラルと結合して硬くなったものです。歯垢を2日間放置しておくと歯石になると言われていますが、この歯石が口臭の原因となるのです。

歯石が付いた歯は、表面が石のように硬くザラザラした状態になります。そうすると、歯垢が溜まりやすくなり、その歯垢が発酵して口臭の原因となるガスを発生させてしまうのです。また、歯石が溜まると細菌が歯茎を刺激して出血しやすくなり、血生臭い臭いを発生させますし、歯茎の腫れや歯槽膿漏の原因にもなります。

歯石は歯磨きだけで落とす事は出来ませんし、自分で取るのはとても難しいので、定期的に歯医者さんに行って取ってもらうようにしましょう。また、歯と歯の汚れが残らないように、歯磨きだけでなくデンタルフロスなどを使って歯をきれいに保ちましょう。

口臭の原因:歯垢

歯石の元となる「歯垢」も口臭の原因となります。歯垢を食べかすだと思っている人もおられるでしょうけれど、実際には歯垢とは細菌の塊の事です。歯を爪でこすった時に付いてくる白くてネバネバしたものが歯垢なのです。この歯垢を嗅いでみると、とても嫌な臭いがする事があります。そんな歯垢を放置していれば、当然口臭も強くなりますね。

歯垢は48時間ほどで歯石となってしまいます。歯石を自分で取り除くのはとても難しいのですが、歯垢の段階なら自分で対処する事が可能です。歯垢は奥歯や歯の間、歯茎との境目などに溜まりやすいので、歯磨きやデンタルフロスなどを使ってしっかり取り除いてください。定期的に歯医者さんでクリーニングしてもらうのも効果的です。

歯垢を放置しておくと虫歯や歯周病を引き起こしてしまう事もあります。食事や糖分を摂取した後には必ず歯のケアを忘れないようにしてください。

口臭の原因:歯槽膿漏

「歯槽膿漏」は歯周病とも言われ、歯を支えている骨が少なくなり、歯茎の出血や腫れ、痛みなどの症状が出て来る歯茎の病気です。病状が進むと歯茎が歯を支えられなくなり、歯を失う事にもなりかねません。高齢者の歯が抜けてしまう原因は、虫歯よりも歯槽膿漏の方が多いのです。

歯槽膿漏によって口臭が発生するのは、歯と歯茎の間にある歯周ポケットに歯垢が溜まっているからです。この歯周ポケットが深くなると細菌が増殖して臭いを発します。この臭いの原因物質はメチルメルカプタンという揮発性硫化物で、腐った玉ねぎのような臭いを持っています。また、歯茎が退縮して膿が出るようになると、さらに臭いが強烈になってしまいます。

歯槽膿漏による講習の対策は、丁寧に歯を磨き、歯垢を取り除く事です。毛先の柔らかい歯ブラシを使って歯周ポケットの歯垢を取り除きましょう。膿まで出て来るような場合は、市販の歯槽膿漏役を使って悪化を防ぎ、早目に歯医者さんを受診しましょう。

口臭の原因:歯肉炎

「歯肉炎」とは、歯茎が歯垢によって炎症を起こしている状態の事です。歯と歯茎の境目が赤く腫れたり、歯を磨いた時に歯茎から血が出たりする場合は歯肉炎を疑った方がいいでしょう。また、歯と歯の間の歯茎がぶよぶよになったり、膨らんだりするのも歯肉炎の症状です。

歯肉炎も歯垢による口内の細菌の増殖が原因の病気ですから、歯槽膿漏と同様に腐った玉ねぎのような臭いがします。また、歯茎から出る血液も細菌の影響で臭いが強くなるのです。歯槽膿漏より臭いが弱い場合も多いのですが、放置していていい訳ではありません。

歯肉炎は歯周病の初期症状です。腫れたりむず痒かったり、出血したりしますがほとんど痛みはないのでつい放置してしまいがちですが、病状が進むと歯周病となって痛みがひどくなったり、歯が抜けてしまったりする事もあるので、早目に対処しておきましょう。